【タイの田舎の小さな家から】タイ語会話 30日間チャレンジ:タイ語会話 30日間チャレンジ:Day 23:怒りと悲しみの境界(โกรธ・เสียใจ)

🔥 Day 23:怒りと悲しみの境界(โกรธ・เสียใจ)
人の心は、ときに「火」と「水」のあいだで揺れ動きます。
「โกรธ(グロード)」=怒る、は心が燃える瞬間。
理不尽さ、裏切り、痛みへの反応として、
心の奥にある“正しさ”が火花を散らします。
しかし、その炎が鎮まると、
静かに現れるのが「เสียใจ(シアジャイ)」=悲しい、という感情。
直訳すると「心を失う」という意味で、
怒りのあとに残る“喪失感”を含んでいます。
怒りは心を外へ放つ力、
悲しみは心を内に沈める力。
どちらも人が真剣に生きている証です。
たとえば、愛する人に嘘をつかれたとき——
最初は「โกรธ」で心が燃え、
やがて「เสียใจ」で涙が流れる。
この移ろいの中に、私たちは「許し」への道を見つけていくのかもしれません。
怒りと悲しみ、その境界には、
人間の最も深い“やさしさ”が隠れています。

ひとりでいることの「さびしさ」と「安らぎ」の違いを、タイ語で感じてみましょう。








