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📘 90日でわかる BlackArch Linux ―Day 23 よくあるLinuxトラブル対処法

Day 23

よくあるLinuxトラブル対処法

― 焦らない者だけが復旧できる ―

Linuxを使っていると、必ず「壊れた」と感じる瞬間が来ます。
BlackArchのような環境では特にそうです。

しかし実際には、本当に壊れているケースはほとんどありません。
多くは設定ミス、権限、ネットワーク、サービス停止です。

今日は「初心者が最も遭遇するトラブル」と、その基本的な対処を整理します。


1. コマンドが動かない

command not found

Linux初心者が最もよく見るメッセージです。

原因は主に3つ。

① インストールされていない

pacman -Ss パッケージ名

② PATHに入っていない

which コマンド名

③ タイプミス

Linuxは大文字小文字を区別します。

Nmap
nmap

これは別物です。


2. Permission denied

Permission denied

これは権限の問題です。

確認する方法:

ls -l

例:

-rwxr-xr-x

必要に応じて:

sudo コマンド

または

chmod

ただし、むやみに777を使うのは危険です。


3. ネットワークがつながらない

BlackArchの仮想環境では頻繁に起きます。

まず確認:

ip a

IPが割り当てられているか確認。

次に:

ping 8.8.8.8

これが通ればネットは生きています。

DNS確認:

ping google.com

これが失敗するなら
DNS設定の問題です。


4. パッケージ更新エラー

Arch系では更新トラブルも多いです。

まず同期:

sudo pacman -Syu

キーエラーの場合:

sudo pacman-key –init
sudo pacman-key –populate archlinux

Arch系は定期更新が重要です。


5. サービスが動かない

例えばSSHなど。

確認:

systemctl status サービス名

起動:

sudo systemctl start サービス名

自動起動:

sudo systemctl enable サービス名

ログを見る:

journalctl -xe

ログは必ずヒントを残しています。


6. 編集ミスで動かなくなった

設定ファイルを触ると起きがちです。

まず:

cp config.conf config.conf.bak

バックアップは基本。

壊れたら戻す:

mv config.conf.bak config.conf

Linuxでは
バックアップが最強の復旧法です。


7. 仮想環境が壊れた

BlackArch学習で最も多い事故。

対策はシンプル。

スナップショットを取る。

VirtualBox / VMware の
Snapshot機能は必須です。

壊れたら戻す。
これが最も安全です。


まとめ

Tensui
Tensui

Linuxトラブルの9割は次のどれかです。

  • 権限

  • 設定ミス

  • ネットワーク

  • サービス停止

  • 更新エラー

そして最も重要なのはこれ。

ログを見ること。

Linuxは無言で壊れません。
必ずヒントを残しています。


次回(Day 24)

BlackArchを壊さず実験する方法

攻撃ツールを扱う環境では、
「安全に壊す技術」が重要になります。

 

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