【タイの田舎の小さな家から】タイ語会話 30日間チャレンジ:タイ語会話 30日間チャレンジ:Day 26:愛と執着(รัก・ผูกพัน)

❤️ Day 26:愛と執着(รัก・ผูกพัน)
タイ語で「愛」は รัก(rák)。
とてもシンプルで、世界中で最も使われる言葉のひとつ。
でも、この言葉には日本語の「愛」と同じように、
やさしさ、情熱、そして少しの切なさが同居しています。
ฉันรักคุณ
(チャン・ラック・クン)
「あなたを愛しています」
それは、心があたたかくなる魔法の言葉。
けれど、タイ語にはもうひとつ——
ผูกพัน(pùuk-pan) という言葉があります。
この言葉の意味は「心が結ばれている」「離れがたい」。
愛が深くなりすぎて、執着のように変わるとき、
人はこの「ผูกพัน」を感じます。
ฉันยังผูกพันกับเขา
(チャン・ヤン・プークパン・ガップ・カオ)
「私はまだ彼に心がつながっている」
「รัก」は“光”のような愛。
「ผูกพัน」は“影”のような愛。
どちらも本物で、どちらも人間らしい。
タイの人は恋愛の終わりにこう言います。
“รักหมดใจ แต่ต้องปล่อยไป”
(ラック・モットジャイ・テー・トーン・プロイ・パイ)
「心から愛してる、でも手放さなきゃ」
——それは、“執着を手放す勇気”の言葉。
愛は、持つものではなく、流れるもの。
今日の「รัก」と「ผูกพัน」を通して、
心の柔らかさを感じてみてください。

愛の裏側にある「疑い」と「信じる心」を、タイ語の響きで見つめてみましょう。







